8月29日(木)に行われた母子家庭支援に関する勉強会の報告です。
研修生活動にも記載されている
8月27日に行われた児童虐待防止シンポジウムについての感想ディスカッションを含め、
豊島区子ども家庭部・子育て支援課長の方と
同じ課の子ども家庭・女性相談係長の方によるひとり親家庭に関しての講義を受けさせていただきました。
豊島区は、ひとり親家庭に対しての政策・サポートをかなり重視しています。
例えば、
その家庭に、職員が子育てに関しての訪問相談を行ったり、
収入の低い世帯のために、
教育面や生活面での一時給付金を支給したりしています。
また、つい最近では、
東京都で初めての取り組みとして、
待機児童解消のための新システム「スマート保育」も実践しています。
「スマート保育」とは、6~19人を定員とする小規模保育所を対象とした保育制度のことです。
こうした取り組みを、いち早く実施している豊島区の進め方にものすごく感心を受け、
また、今後子育てをするであろう私たち世代にとっても、とても勉強になりました。
今日の日本では、
暴力に悩まされるDV問題、待機児童問題、児童手当等の補助金問題など、
家庭内における社会的問題がますます深刻化しています。
改善するためにも、
各自治体に合った制度や「スマート保育」のような新しい取り組みを具現化することが
これからますます必要となってくると思います。
そして、今後の将来を担う子どもたちのために、
子育てをする親が「1人の人間」として、自覚することも大切だと思います。
子育て支援課長(左下)と子ども家庭・女性相談係長(右下) 研修生と一緒に・・・ |
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